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一般皮膚科

虫刺され

蚊:刺されてすぐに出現する発赤、痒み(即時型反応)と、刺されて1~2日で出現する発赤、痒み(遅延型反応)があります。これらの反応は年齢、虫に刺された頻度やその人の体質によって個人差が大きいのが特徴です。

ノミ:ネコやイヌに寄生したノミが体、腕、足などを刺し、しばしば水ぶくれを伴います。

ブユ:高原や山間部の渓流沿いに多く、特に露出したスネ付近を刺します。刺されて半日位すると刺されたところが赤く腫れて次第に激しい痒みを生じます。

ダニ:ネズミに寄生するイエダニによる室内での被害が多くみられます。寝ている間に布団に潜り込んで吸血します。わき腹や下腹部、太ももを刺し、痒みの強い赤いブツブツができます。

ハチ:ハチに刺されると、まず激しい痛みが出現し、赤く腫れます。初めて刺された場合、1日以内に症状は治まります。しかし、2回目以降はハチ毒に対するアレルギー反応が加わるため、刺された直後から蕁麻疹が出たり、刺されて1~2日で強い発赤、腫れを生じます。ひどい場合は刺されて30分~1時間で意識消失や血圧低下などのアナフィラキシーショックを起こし、死に至ることがあります。
ハチに刺された場合は、安全な場所で横になり、局所を冷やしてください。じんましんや腹痛、気分不良などの症状が認められた場合は直ちに救急車を呼ぶ必要があります。

ケムシ:ツバキやサザンカにつくチャドクガの幼虫による被害が多く見られます。庭木の手入れをした後に発症することが多いですが、ケムシに触れた覚えが無くても皮膚炎を生じることが多いようです。首やうでに集中して赤いブツブツが多発し、引っ掻くことで広がります。

虫刺されの治療

赤みや痒みが強い場合はステロイド軟膏を外用します。痒みが強い場合は抗ヒスタミン薬を内服薬します。

日常生活の注意点

  • ・室内の蚊やノミ、イエダニなどの駆除には燻煙型の殺虫剤が有効です。
  • ・イエダニなどの場合は、その宿主であるネズミの駆除が必要です。
  • ・蚊・ブユなどに対する予防策として、野外活動の際には肌を露出しないことが重要です。また、携帯用蚊取り線香や、防虫スプレーを用いることで、ある程度予防できます。
  • ・ドクガ類の毒針毛に触れた場合は、すぐにセロハンテープを用いて皮膚に付着した毒針毛を取り除き、石鹸とシャワーで洗い流すようにしてください。
  • ・ハチは夏~秋に活動が活発になりますので注意してください。香水やヘアスプレーなどの香りはハチを刺激することがありますので、屋外レジャーの際は使用を控えてください。